最初にリリースされる Googlebook のモデルをまとめ。初期ラインナップ 6 機種が確定か

calendar_month2026年7月12日
update2026年7月21日

Googlebook の初期ラインナップとなる可能性が高い 6 機種を解説。Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo 5 社から登場が期待される最初のモデルについてまとめています。

Googlebook Designed for Gemini Intelligence
Googlebook Designed for Gemini Intelligence

Googlebook は 2026 年秋のリリースが予定されており、Chromium Gerrit などの開発情報から、これまでに 10 種類を超えるデバイスのコードネームが確認されてきました。

Google は発表時に初期パートナーとして Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo の 5 社 を挙げており、当サイトでは当初「8 機種前後が登場する」と予想していましたが、その後の調査から、現時点で 6 機種の製品名またはボード名 (開発コードネーム) がほぼ確定となりました。

今回は、記事執筆時点で判明している最初のラインナップ 6 機種について解説します。

更新情報

2026 年 7 月 21 日: 当初の予想情報から、確定した 6 機種の最新情報へアップデートしました。

リリースがほぼ確定した 6 機種の一覧

現在までに判明した、Googlebook として各社からリリースされる最初の 6 機種は次のとおりです。

メーカー 製品名 ボード名 搭載チップ
Acer Acer Googlebook 14 GP714 Moonstone Core Ultra 5 325
Core Ultra 7 355
ASUS ASUS Googlebook CX9406 Lapis Core Ultra 5 325
Core Ultra 7 355
Lenovo Lenovo Googlebook i (15", 12) Ruby Core Ultra 5 325
Core Ultra 7 355
HP HP Googlebook 14c Quartz Snapdragon X Elite
(X1E-80-100)
Dell Dell XPS 13 (DX13267) Mica Snapdragon X Elite
(X1E-80-100)
Lenovo Lenovo Googlebook Duet m (13", 11) Sapphire MediaTek Dimensity CX
(Kompanio Ultra 910)

なお、製品名については公式サイトや認証情報などで確認していますが、最終的な製品名については変更される可能性があることに注意してください。

Intel Core Ultra Series 3 搭載モデル (Fatcat シリーズ)

Panther Lake(Intel Core Ultra Series 3)を採用する「Fatcat」からは、Acer、ASUS、Lenovo の 3 機種が確定しています。

なお、このほかにも「Felino」、「Francka」、「Kinmen」という 3 つのデバイスがありますが、これらの公式に近い情報はまだ見つけることができていません。現状の予想では、Acer のデバイスになる可能性があります。

Qualcomm Snapdragon X 搭載モデル (Bluey シリーズ)

Qualcomm の Snapdragon を採用する「Bluey」からは、HP と Dell の 2 機種が確定しています。

  • HP Googlebook 14c (Quartz): HP 公式サイトの記述等から名称が判明。上位チップである Snapdragon X Elite(X1E-80-100)の採用が確認されています。

  • Dell XPS 13 (DX13267) (Mica): HP と同じく Snapdragon X Elite X1E-80-100 を搭載する可能性がある。バグレポートとベンチマークから Dell のモデルである可能性が非常に高いが、現時点で正式な製品名は不明。

当初、Snapdragon X Plus X1P-42-100 を搭載する可能性が示されていましたが、ベンチマークの情報からは X Elite X1E-80-100 と 16GB または 32GB RAM を搭載する可能性が示唆されています。

MediaTek Kompanio Ultra 搭載モデル (Tanjiro シリーズ)

MediaTek Kompanio Ultra 910 を搭載する Googlebook は、これまでの開発状況からは Lenovo の 1 社のみとなっています。

  • Lenovo Googlebook Duet m (13", 11) (Sapphire): 13 インチ台のディスプレイを搭載した、タブレット・デタッチャブルタイプのモデル。専用の USI ペンの存在なども明らかになっています。

なお、MediaTek によれば、Googlebook 向けのチップセットは Chromebook で採用されている「Kompanio」ではなく、「Dimensity CX」に名称を変更することが発表されています。ただし、製品の識別名として Kompanio は継続するため、チップ自体は Kompanio Ultra 910 と同じものになる予定です。

まとめ

当初は 8 機種前後がリリースされると予想していましたが、現時点では少なくとも 6 機種は間違いなくリリースされる見込みです。

しかし、これら 6 機種の時点で Google が発表している Googlebook の最初のリリースパートナー 5 社すべてをカバーできているため、第 1 弾のデバイスはこれで揃ったとも考えられます。

残る機種については、初回のリリースには含まれない可能性も出てきましたが、開発が止まっていなければ、遅れて発表される可能性は十分にあります。

ちなみに、製品データベースページを公開しました。各製品のスペックが確認でき次第、都度追記していきます。