Googlebook「Ruby」の開発状況まとめ。Panther Lake 搭載 Fatcat シリーズ

calendar_month2026年7月16日

Googlebook「Ruby」は Fatcat シリーズの一つとして Lenovo が開発を進めています。ハプティックタッチパッドの搭載が示されているほか、Lenovo 公式サイトでも存在が確認できました。

Googlebook Ruby with Intel Panther Lake
Googlebook Ruby with Intel Panther Lake

Googlebook「Ruby」は、Intel Panther Lake を搭載する Fatcat シリーズの一つとして、Lenovo が開発を進めています。

これまで起動画面に関するロゴのコミットから Lenovo 製であることが判明しており、Geekbench のベンチマークスコアや、Lenovo 公式サイトからもその存在が確認されています。

この記事では、Intel Core Ultra Series 3 (Panther Lake) を搭載する Googlebook「Ruby」について、現時点で判明している情報をまとめます。

これまでの開発状況

「Ruby」は、2025 年 10 月から開発が始まったボードで、初期のコミットからテンキーを搭載した 15 〜 16 インチクラスの大型クラムシェルモデルになることが分かっていました。

その後に追加されたバッテリーに関する記述とその担当者、Ruby の起動画面のロゴに関するコミットなどから、Lenovo のデバイスであることが判明しました。

また、「forcepad / fpad」に関する記述が見つかっており、「Ruby」には感圧タッチパッド(ハプティックフィードバックタッチパッド)が搭載されることが示されています。

Lenovo Googlebook Ruby Force Pad

この時点では、Chromebook Plus 新モデルとも考えられていましたが、2 月頃にはすでに Android (Aluminium OS) との関連プロトタイプのベンチマークが示されており、2026 年 5 月の Googlebook 正式発表によって、Googlebook としてリリースされることが確実となりました。

そして、先日には Lenovo の Googlebook「Ruby」とみられる「Lenovo GB 15IPH12」がTCO Certified の製品データベースと Geekbench で確認されています。

同型番は Lenovo 公式サイトでも確認できており、「Aluminium Premium - Lenovo 15IPH12」として表記されていました。

Aluminium Premium Lenovo Googlebook Duet 13 M9611

これにより、「Lenovo 15IPH12」は間違いなく Googlebook であり、開発状況とも一致することから「Ruby」と同一であると言えます。

予想されるスペックとベンチマーク

開発コードやベンチマーク、TCO などの製品データベースの情報から、「Ruby (15IPH12)」は次のような仕様になると予想されます。

フォームファクタ クラムシェル
ディスプレイ 15.3 インチ
2,880×1,800
タッチ対応あり
CPU Core Ultra 5 325
RAM 16GB LPDDR5X
内部ストレージ NVMe Gen 4 SSD
外部ストレージ
ポート USB-C (USB4) × 2
USB-A × 1
HDMI × 1
フロントカメラ 1,080p
ネットワーク Wi-Fi 7
Bluetooth
バッテリー 最大 65W 充電
その他 ハプティックタッチパッド
指紋センサ
キーボードバックライト

TCO のデータベースからは 15.3 インチ、アスペクト比 16:10、2,880×1,800 という高解像度ディスプレイが確認できました。テンキーが搭載されるかは不明ですが、同サイズの Chromebook ではテンキーが搭載されているため、「Ruby (15IPH12)」にも搭載される可能性があります。

Geekbench では Intel Core Ultra 5 325、16GB RAM、Android 17 という構成で複数回ベンチマークが測定されており、シングルコアが約 2,445、マルチコアが約 9,619 というスコアを記録しています。

このほか、USB4 に対応する 2 つの USB-C ポートと 1 つの A ポート、HDMI、指紋センサやオプションのキーボードバックライトなどが搭載される見込みです。

まとめ

「Ruby」は、起動画面のロゴなどから Lenovo のデバイスであることが判明しているほか、Lenovo 公式サイトでも「Aluminium Premium - Lenovo 15IPH12」として存在が確認されており、Googlebook であることは間違いありません。

ハプティックタッチパッドをはじめとしたプレミアムな仕様を備えており、2026 年秋に予定されている Googlebook 第 1 弾のなかでも上位モデルになると見られます。ただし、内部ストレージなど一部の仕様は現時点でも分かっていません。

なお、同時に発表が予想されるもう一つの Lenovo 製 Googlebook「Sapphire」も、「Duet 13M9611」という型番専用ペンの存在など、いくつかの新しい情報が確認できています。