Lenovo Googlebook「Sapphire」の開発状況まとめ。Kompanio Ultra を搭載したタブレットモデル

calendar_month2026年7月17日

Googlebook「Sapphire」は Lenovo が開発を進めるタブレットタイプのデバイスです。型番は「Duet 13M9611」、Kompanio Ultra 910 の搭載や 13 インチディスプレイ、ワイヤレス充電対応 USI ペンなどを搭載予定です。

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Lenovo が開発を進める Googlebook「Sapphire」は、Kompanio Ultra 910 を搭載するタブレットタイプのデバイスです。

当初は Google 純正タブレットの復活として期待されていましたが、その後の調査で Lenovo 製であることがわかり、開発状況と Googlebook の正式発表により、Glow Bar を搭載する Googlebook としての登場が確定となりました。

現在では、「Lenovo Googlebook Duet m (13”, 11)」という製品名になることが明らかになっています。

この記事では、Googlebook「Sapphire」こと「Lenovo Googlebook Duet m (13", 11)」についてこれまでに分かっていることをまとめて紹介します。

これまでの開発状況

「Sapphire」は 2025 年 9 月に、MediaTek Kompanio Ultra 910 (MT8196) を搭載する Chromebook のリファレンスボード (量産前の開発用設計基盤) である「Tanjiro」をもとに開発が始まりました。

Googlebook Sapphire Tanjiro an Rauru Board

すでに同チップを搭載する「Lenovo Chromebook Plus Gen 10 (ボード名: Navi)」が発売されていましたが、「Sapphire」はクラムシェルタイプではなくタブレットとして設計されていることが大きな違いでした。

関連するコミットから、フルカラー対応の「ライトバー」に関するデモが行われていることが示され、Chromebook Pixel などの Google 製デバイスの復活が期待されました。

しかし、このライトバーは Lenovo 製の Chromebook でも採用されていたことがあり、この時点ではまだメーカーは確定していませんでした。その後、起動画面で読み込まれる OEM ロゴのコミットから、Sapphire が Lenovo 製であることが判明しました。

この前後では、ワイヤレス充電式の USI ペンへの対応、BOE 製の 13 インチディスプレイパネル「NS130069-M00」の採用、環境光に応じた色温度調整のサポートなどが示されています。さらに、キーボード側にもバッテリーが存在する可能性も示唆されていました。

Googlebook Sapphire Panel and Detachable

そして 2026 年 4 月には、ファームウェアの仕様を確定させる「system lock for FW qual」の段階に入ったことがコミットから分かり、開発が最終テストフェーズに移行したことが分かりました。

最終的に、2026 年 5 月に Google が正式に Googlebook を発表し、「Glow Bar (ライトバー)」 の搭載や Intel、Qualcomm とならんで MediaTek も最初のリリースでチップを供給することなどから、「Sapphire」は Googlebook になることが確定しています。

直近の情報

先日、Lenovo の公式サイトで「Duet 13M9611」という型番の情報が掲載されていることを報告していますが、命名の規則性から「Sapphire」であることはほぼ間違いありません。

Aluminium Premium Lenovo Googlebook Duet 13 M9611

また、サイト上でこの型番は Googlebook「Ruby」の型番「15IPH12」と同じ「Aluminium Premium」というカテゴリに分類されており、Googlebook を示すと同時に、Aluminium OS の最上位カテゴリ「AL Premium」に該当するものとみられます。

さらに、Sapphire 向けとみられる USI ペン「Lenovo Pen Pro for Googlebook」が FCC 認証を取得していることも確認されました。

Lenovo Pen Pro for Googlebook Fcc 5 With Sapphire

申請書類のユーザーマニュアルには、ペンを磁力でデバイス背面に取り付ける図が掲載されており、Sapphire と見られるデバイスの背面パネルを見ることも出来ます。

その後、Bluetooth SIG 認証から、「Lenovo Googlebook Duet m (13", 11)」という名称になることが確認されました。

Lenovo Googlebook M 13 11 Product Name

予想されるスペック

現時点までの開発情報から、Sapphire には次のような仕様が搭載されると見られています。

フォームファクター タブレット
ディスプレイ 13 インチ
タッチ対応
CPU
Kompanio Ultra 910 (MT8196)
RAM 16GB
内部ストレージ UFS 4.0
外部ストレージ 不明
リアカメラ 不明
フロントカメラ 不明
ポート USB-C × 2
バッテリー 最大 65W 充電
ネットワーク Wi-Fi 7
Bluetooth
その他
指紋センサ
磁気式ワイヤレス充電対応 USI ペン
4 スピーカー
着脱式キーボード

現時点では、ディスプレイの解像度やカメラ、ストレージなどの詳細は分かっていませんが、開発状況や型番から 13 インチ台のタブレットになることは間違いありません。

その他の仕様も公表されているわけではありませんが、これまでの Chromebook から見てもタブレットタイプとしてはハイエンドかつプレミアムな仕様になることは確実です。

まとめ

Sapphire は、Lenovo 製であることや型番「Duet 13M9611」、製品名「Lenovo Googlebook Duet m (13", 11)」が確定し、発売まで最終段階に入っています。

ファームウェアの確定を踏まえると、2026 年秋に予定されている Googlebook 第 1 弾のデバイスの一つとして発表されることは確実となりました。

なお、Lenovo は Intel Core Ultra Series 3 (Panther Lake) を搭載する Googlebook「15IPH12 (Ruby)」も同時にリリースします。