Googlebook「Lapis」は、Intel Panther Lake を搭載する Fatcat シリーズの一つとして開発が進められています。
起動画面の OEM ロゴ表示に関するコミットから ASUS 製であることが確認されているほか、Geekbench 上でも Core Ultra 7 355 および Core Ultra 5 325 を搭載した実機とみられるベンチマーク結果が確認できました。
この記事では、Intel Core Ultra Series 3 (Panther Lake) を搭載する Googlebook「Lapis」について、現時点で判明している情報をまとめます。
更新情報
2026 年 7 月 20 日: ASUS のデバイスであることが確定し、製品名に「CX9406」が含まれることが確認できました。
これまでの開発状況
「Lapis」は 2025 年 9 月から開発が始まっており、初期のコードからは 14 インチクラスのクラムシェルタイプとして設計されていることが確認でき、タッチ対応・非対応の両方が用意される可能性が示されています。
また、比較的早い段階で追加されたバッテリーに関するコードからASUS の Zenbook や Chromebook Flip CX シリーズなどに使われている CosMX の「C22N」が採用されていることが分かり、ASUS のデバイスになると考えられていました。

その後、Ruby (Lenovo) や Moonstone (Acer) と同様に、起動画面の OEM ロゴ表示に関するコミットから、Lapis が ASUS のデバイスであることが確認されました。
当初、Chromebook Plus と考えられていましたが、Aluminium OS の存在が明らかになり、Android 17 (Aluminium OS : ALOS) に関連するバグレポートでも ASUS と Lapis を紐づける内容が多数確認されています。
最終的に、Google が新カテゴリとして「Googlebook」を発表したことで、「Lapis」は Googlebook としてリリースされることが分かりました。
予想されるスペックとベンチマーク
開発コードとベンチマークから、「Lapis」は次のような仕様になると予想されます。
| ディスプレイ | 14 インチ タッチ対応あり |
| CPU | Core Ultra 5 325 Core Ultra 7 355 |
| RAM | 32GB / 64GB |
| 内部ストレージ | NVMe Gen 4 または Gen 5 |
| 外部ストレージ | 非搭載 |
| Web カメラ | FL225F (ASUS ExpertBook Ultra と同じ?) |
| ポート | USB-C (USB4) × 2 USB-A × 1 |
| バッテリー | 最大 65W 充電 c22n2505 |
| ネットワーク | Wi-Fi 7 Bluetooth |
| その他 | 指紋センサ キーボードバックライト対応 |
コード上の発見として、Web カメラには ASUS ExpertBook Ultra シリーズと同じ「FL225F」という型番が使われているようです。
ポートは USB4 に対応した 2 つの USB-C ポートと、1 つの USB-A を搭載する見込みです。指紋センサのサポートと、キーボードバックライトのサポート (オプションとなる可能性) も示されました。
また、Geekbench のベンチマークから、Core Ultra 5 325 と 32GB RAM、Core Ultra 7 355 と 64GB という 2 つの構成が確認できています。


スコアの平均は、シングルコアが約 2,326、マルチコアが約 9,170 となっています。この数値はこれまでに発見している「Fatcat」、「Ruby」、「Moonstone」のスコアとほぼ同じです。
ここまでの情報から考えると、「Lapis」は Android (Aluminium OS) を搭載する「ASUS ExpertBook Ultra」のようなデバイスになる可能性があります。
また、ASUS からは最上位の Chromebook Plus が ExpertBook シリーズとしてリリースされたことから、このデバイスも ExpertBook という名前が付けられることも十分考えられます。
追加情報
2026 年 7 月 20 日 追記: Energy Star の認証データベースにおいて、Aluminium OS として登録された ASUS の新しいノートパソコン「CX9406CAA」の名前を確認しました。また、FCC から底面のデザインも分かりました。


ベンチマークで示されているように Core Ultra 7 355 と 64GB RAM を搭載しており、Aluminium OS と紐付けられていることや Chromebook と同じ「CX」から始まる型番であること、過去の「CX9 (CX9400)」を彷彿とさせることから、このモデルが「Lapis」の製品名に含まれることは確実となりました。
まとめ
「Lapis」は、起動画面の OEM ロゴやバッテリーの型番、バグレポートといった複数の根拠から ASUS のデバイスであることが確定しています。
2026 年秋の発売が予定されている Googlebook の第 1 弾に間違いなく含まれ、これら Googlebook のなかでも最大容量の 64GB RAM を搭載するモデルとして登場することが期待されます。