Lenovo の Googlebook 向けと見られる型番「Lenovo GB 15IPH12」について、Geekbench にベンチマークが登録されていることが明らかになりました。
また、TCO Certified の製品データベースからディスプレイに関する仕様の一部も判明し、このデバイスが Fatcat シリーズの「Ruby」に該当することも関連する開発情報から改めて確認できました。
Geekbench に掲載されたスコア
Geekbench には、5 月から 6 月にかけて「GB 15IPH12」の結果が複数回登録されています。いずれも Intel Core Ultra 5 325 (Panther Lake / Core Ultra Series 3) と 16GB RAM の組み合わせで、OS は Android 17 で動作しています。
ベンチマークのスコアは、シングルコアが約 2,445、マルチコアが約 9,619 となっています。Chromebook Plus で採用されている Core Ultra 5 115U と比べ、シングルコアで約 1.5 倍、マルチコアで約 1.7 倍のスコア向上が見られます。

なお、以前発見された Panther Lake を搭載するリファレンスボードの「Fatcat」名義のベンチマークでは、Core Ultra 5 335 の搭載が示されていましたが、今回の発見で複数の CPU を採用することが裏付けられました。
TCO Certified で確認されたディスプレイ仕様
「Lenovo GB 15IPH12」は、TCO Certified の製品データベースにも登録されています。ここからは、15.3 インチ、アスペクト比 16:10、解像度 2,880×1,800 という高解像度ディスプレイを搭載していることが分かりました。

テンキーの有無については現時点で確認できていませんが、直近発売の 15.3 インチ Chromebook・Chromebook Plus はいずれもテンキーを搭載しており、「GB 15IPH12」も同じように搭載する可能性があります。
予想される仕様
| フォームファクタ | クラムシェル |
| ディスプレイ | 15.3 インチ 2,880×1,800 |
| CPU | Core Ultra 5 325 |
| RAM | 16GB LPDDR5X |
| 内部ストレージ | ? |
| 外部ストレージ | ? |
| ポート | USB-C × 2 USB-A × 2 HDMI × 1 |
| フロントカメラ | 1,080p |
| ネットワーク | Wi-Fi 7 Bluetooth |
| バッテリー | 最大 65W 充電 |
| その他 | 触覚 (ハプティック) タッチパッド 指紋センサ |
Ruby であることも確認
Geekbench では「Android 17」としか記載がありませんが、関連する Chromium の IssueTracker の報告から、実際に使用されていたビルドが「CL2B.260330.079」であり、この報告には「ruby-userdebug」という表記も含まれていたことが分かりました。
「Ruby」は Fatcat シリーズの Lenovo の製品を示すボード名であることから、Ruby が「GB 15IPH12」であり、Lenovo のデバイスになることが改めて裏付けられました。
現状では、これ以上の詳細や価格などについては分かりません。しかし、Googlebook 第 1 弾は「超プレミアム」な価格帯になることや、Lenovo の同チップを搭載する Windows デバイスが 20 〜 30 万円程度で販売されていることから、従来の Chromebook Plus よりも高額になることは確実と言えます。
Source: HelenTech