Intel Panther Lake(Core Ultra Series 3)を搭載する Googlebook のリファレンスボード「Google Fatcat」のベンチマークが、Geekbench に複数登録されていることが確認できました。
CPU の識別情報は Panther Lake の CPUID と一致しており、Fatcat の実機によるテストである可能性が高いと考えられます。ただし、Core Ultra Series 3 のどの型番が搭載されているかは、ベンチマークの情報では断定できません。
Googlebook 発表より前から動いていた実機
登録されているスコアは 2026 年 3 月 31 日から 4 月 10 日の間にアップロードされたもので、Google による Googlebook の正式発表より 1 か月半ほど早い時期にあたります。
デバイス名・モデル ID はいずれも「Google Fatcat」、OS は Android 17 と表示されており、Fatcat は Lapis(ASUS)、Ruby(Lenovo)、Moonstone(Acer) を含む複数モデルの設計基盤にあたるボードです。
CPU 情報は Panther Lake の識別子と一致
CPU の識別情報は「GenuineIntel Family 6 Model 204 Stepping 3」となっており、これは Intel が Core Ultra Series 3 (Panther Lake) に割り当てた CPUID (Family 6、Model 204) と同じです。
13 件のスコアはすべて 4.70GHz × 1、4.50GHz × 3、3.40GHz × 4 の合計 8 コア構成で、シングルコアは 2,400 前後、マルチコアは 9,300〜9,800 前後、L3 キャッシュは 12.0 MB、メモリ表示は 15.17 GB (16 GB 構成の可能性) となっています。

Geekbench 上の CPU 名は「Intel Core Ultra 5 335」と表示されますが、Intel 公式サイトに掲載されている Core Ultra 5 335 の最大ターボ周波数は 4.6GHz です。
今回の実測にある 4.70GHz というピーク値は、Geekbench 上の型番表示とは一致しておらず、むしろ Core Ultra 7 355(公式で最大 4.7GHz)に近い値になっています。なぜこの食い違いが生じているのかは、現時点の情報からは分かりません。
まとめ
チップの型番までは特定できないものの、Googlebook の正式発表より 1 か月半ほど前の時点で、Panther Lake 搭載のリファレンス機がすでに実機で検証が進められていたことが明らかになりました。
なお、Qualcomm Snapdragon X Elite を搭載する HP Googlebook 14 inch も同様に Geekbench に登場しており、2026 年秋の発売に向けて準備が進められています。
Source HelenTech - Panther Lake 搭載 Googlebook「Fatcat」を Geekbench で確認。型番ははっきりせず