Google が開発を進めている「Matsu」は、Intel Core Series 3 (Wildcat Lake) を搭載する Googlebook のリファレンスボード「Ocelot」から派生した最初期のデバイスの一つです。
同時期に確認された「Ojal」に比べて開発が進んでおり、基本的な仕様とメーカーについてのヒントを得ることができています。
この記事では、Googlebook「Matsu」のこれまでの開発状況と、分かっていることをまとめます。
これまでの開発状況
「Matsu」は、2025 年 5 月に開発が始まった Intel Core Series 3 (Wildcat Lake) を搭載するリファレンスボード (量産前の設計基盤) となる「Ocelot」から派生し、同年 9 月に初めて確認されました。
初期設計の段階ですでにいくつかの仕様を示すコードが含まれており、次のようなスペックになることが示されていました。
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クラムシェルまたはコンバーチブルの両対応
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オプションでタッチ対応
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14 インチクラスが想定
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UFS または NVME ストレージ
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最大 2 つの USB-C ポート
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最大 1 つの USB-A ポート
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最大 65W 充電
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Wi-Fi 7 のサポート
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指紋センサ、キーボードバックライト対応
また、初期に追加されたバッテリーに関するコードから、これまでに Acer の Chromebook とGooglebook で採用されているバッテリーの型番を確認できているため、Acer 製になる可能性が高いと考えられます。


ミッドレンジの Googlebook に
2026 年 9 月 15 日のリリースに向けた第 1 弾の Googlebook は、「Aluminium (AL) Premium」という最上位カテゴリのハイエンドモデルになり、Intel Core Ultra Series 3 (Panther Lake) を搭載するモデルが含まれていることが分かっています。
一方、今回紹介した「Matsu」はより手頃な選択肢である Core Series 3 (Wildcat Lake) を採用していることから、「AL Mass Premium」という一つ下のカテゴリに位置すると考えられ、ミッドレンジクラスの Googlebook になります。
価格帯としては、AL Premium が 1,000 〜 1,400 ドル程度が予想されていることから、AL Mass Premium は Chromebook Plus の上位モデルに近い 799 〜 999 ドル程度になる可能性があります。
また、これまでの調査で Core Ultra Series 3 を搭載した Acer の Googlebook (Moonstone) は「Acer Googlebook GP714-91N」という製品名になることが確認されており、Chromebook の命名規則に似たパターンを採用しています。
このことから、「Matsu」が Acer のモデルである場合、「Acer Googlebook GP514」といったモデル名になる可能性は十分に考えられます。
リリース時期は不明
現時点では、Googlebook の第 1 弾となるハイエンドモデルが 2026 年 9 月 15 日に発表予定となっていますが、Core Series 3 (Wildcat Lake) やその他の開発中の Googlebook については発表時期は分かっていません。
しかし、昨年から開発が進められており、Windows では同チップを採用するデバイスがすでに発売されていることなどから、2026 年末から 2027 年前半にかけて発表される可能性があります。