Qualcomm の Snapdragon X シリーズを採用する Googlebook のリファレンスボード「Bluey」から派生したモデルの一つが「Quartz」です。
Quartz は Snapdragon X Elite のみを採用する構成で開発が進められており、これまでの開発状況や Geekbench、HP 公式サイトの情報などから、「HP Googlebook 14c」になることがほぼ確実となりました。
この記事では、HP Googlebook 14c として登場が予想される「Quartz」について、これまでの開発状況をまとめます。
これまでの開発状況
「Quartz」は、Snapdragon を採用する Googlebook のリファレンスボード「Bluey」の派生ボードとして、2025 年 9 月に開発が始まりました。
同時期に確認されていた「Quenbi」に続く 2 機種目の Bluey 派生ボードですが、「Quenbi」はリファレンスボードとして登録されているため、実際のデバイスとして開発が進んでたのは「Quartz」だけでした。

開発コードから、「Bluey」シリーズは Snapdragon X Plus (X1P-42-100) の搭載が示されてましたが、その後の開発状況から「Quartz」は Snapdragon X Elite のみになることが確認されています。さらにハプティックタッチパッドを搭載する可能性も示唆されていました。
昨年末の時点で、バッテリーに関するコードから HP になる可能性はありましたが、2026 年になってリークされた Aluminium OS のテストビルドの情報で、「Quartz」が HP の Googlebook になることが確定となりました。
また、Geekbench でも「HP Googlebook 14」という名前のデバイスが登録され、さらに HP 公式サイト上では「HP Googlebook 14c」という名前と、2 つの型番も確認することができています。

ベンチマークと予想されるスペック
Geekbench では、「HP HP Googlebook 14」という名前で 5 月と 6 月に分けてベンチマークが測定されており、どちらも 32 GB RAM を搭載していますが、CPU 名は「QTI unknown」と表示されています。

しかし、4.01 GHz の 8 コアと 3.42 GHz の 4 コアを搭載した 12 コア構成であることから、Snapdragon X Elite X1E-80-100 である可能性が高いと考えられます。
最新のベンチマーク結果は、シングルコアが 1,896、マルチコアが 9,272 となっており、このスコアは Chromebook Plus で言えば Intel Core Ultra 5 115U シリーズや Core i7-1265U を上回るスコアとなっています。
現時点では情報は限られていますが、これまでの開発状況から次のような仕様になる可能性があります。
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14 インチ
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Snapdragon X Elite X1E-80-100
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32 GB RAM
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USB-C × 2
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Wi-Fi 7
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指紋センサ
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ハプティックタッチパッド
また、HP 公式サイトの型番には「14c-cf0000ca DY1F6UA」と「14c-cf0010ca E0VP5UA」という 2 つがあり、過去の型番規則に当てはめると前者がベースモデル、後者が上位モデルになると見られます。おそらく、 RAM・ストレージのいずれかが異なる可能性があります。
まとめ
これまでの状況から、Quartz は HP Googlebook 14c として発表される可能性があり、2026 年秋の最初のリリースでの発表が期待されます。
現状ではデザインや細かな仕様については明らかになっていませんが、HP はすでに Snapdragon X Elite を搭載する Windows PC「HP OmniBook X 14 AI PC」などを展開しており、デザインや基本仕様の方向性が近いものになる可能性があります。