Snapdragon X 搭載 Googlebook に新ボード「Annite」が登場。Dell 製か

calendar_month2026年7月31日

Qualcomm Snapdragon X 搭載 Googlebook「Bluey」シリーズに、新開発ボード「Annite」が追加されました。Dell 製となる「Mica」の設計を継承しており、2026年秋以降に登場する可能性があります。

DELL XPS Googlebook with Snapdragon
DELL XPS Googlebook with Snapdragon

Google は Qualcomm Snapdragon X チップを搭載する Googlebook「Bluey」シリーズの一つとして、新たに「Annite」と呼ばれるボードの開発を始めたことを確認しました。

現在、同チップを搭載する Googlebook として開発が行われているのは HP の「Quartz」と Dell の「Mica」の 2 つで、Annite はそれらに加わる 3 つ目のデバイスとなります。

この記事では、開発の始まった Annite について現時点で分かっていることをまとめます。

Annite は Bluey の 3 番目の開発ボード

Qualcomm の Snapdragon X シリーズチップを搭載するリファレンスボード (量産前の開発用設計基盤) には Bluey がありますが、これをベースとした QuartzMica は、それぞれ HP と Dell の Googlebook になることが示されています。

今回発見した Annite は、Bluey シリーズの一つになりますが、設計は Mica からコピーされており、コミットでは「Mica 上で OS の正常起動を確認済み」と記載されています。

Googlebook Annite Board Snapdragon X Bluey

そのため、ほとんどの仕様は Mica と共通しており、開発に携わっている人物も Mica と共通していることから、現時点では Dell のもう一つの Googlebook になる可能性があります。

現時点で分かっていること

現状では、Mica から設計がコピーされており、大部分は共通しているという点しか分かっていません。一方、Mica はすでに開発が進み、いくつかの仕様が開発コードやベンチマークから明らかになっています。2026 年秋の最初のリリースに含まれる可能性が高いことから、Annite はある程度完成した状態になっていると考えられます。

また、Calypso チップを搭載する次世代 Googlebook の開発が進んでおり、現行世代にあたるチップで新しいボードを追加することは、ゼロからの開発ではなく既存の Mica の設計を活用して短期間で兄弟機をリリースする狙いがある可能性があります。

いずれにしても、今回開発の始まった「Annite」は「Mica」と同じ Dell からリリースされる可能性が高く、2026 年秋の最初のリリースか、あるいは近い将来に登場することが期待されます。