Google は 2026 年秋に Googlebook の第 1 弾を発売する予定ですが、これまでに公式のティーザーや、開発中のビルド、販売店の情報などから、搭載される機能やハードウェアについては少しずつ明らかになっているものの、価格についてはまだハッキリと分かっていません。
この記事では、これまでに判明している販売店のリーク価格や、Chromebook Plus の価格設定、Googlebook の位置づけなどを踏まえて、価格がどの程度になるかを予想します。
Googlebook 第 1 弾はプレミアムな位置づけ
Googlebook (Aluminium OS) の価格帯は、既存の Chromebook、Chromebook Plus とは別に、次の 3 つのカテゴリが新たに設けられることが分かっています。
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AL Entry
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AL Mass Premium
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AL Premium
このうち、2026 年秋にリリースされる Googlebook 第 1 弾は AL Premium 相当のデバイスになることが確認されており、Lenovo や HP の Googlebook に関連した名称にも「Aluminium Premium」という文字列が含まれていました。
Google の Android エコシステム担当のシニアディレクターである Alexander Kuscher 氏は、Googlebook についてラップトップ市場の中でもよりプレミアムな位置づけになると述べ、John Maletis 氏は初期ラインナップについて「超プレミアム」であることを明らかにしています。
つまり、Googlebook は Chromebook や Chromebook Plus の単純な後継機ではなく、既存のラインナップの上に新設される、より高価格帯のカテゴリという位置づけになります。
Chromebook Plus の価格帯はすでに 1,000 ドル近くまで上昇
Chromebook Plus は 2023 年の発表時点で 399 ドルからのスタートという価格設定でしたが、2026 年時点でも一般ユーザー向けの標準的な構成のモデルは 399 〜 699 ドル程度を維持しています。
しかし、最近では世界的な PC 価格の値上げの影響で Chromebook 全体も値上がりしており、Chromebook Plus の上位モデルも 1,000 ドルを超えるモデルが出てきています。例えば、Lenovo Chromebook Plus 14 (16GB RAM / 256GB SSD) は、2026 年 5 月に Best Buy での価格が 749 ドルから 999 ドルへと引き上げられました。
また、もともと一部のハイエンド構成や法人向けモデルは 1,000 ドルを超えていましたが、現在では 1,200 ~ 1,700 ドルの価格で販売されているモデルもあります。
Googlebook の予想価格、999 ドル前後から?
Googlebook は AL Premium という上位カテゴリに位置づけられており、これまでの調査から分かるようにハイエンドな仕様を備えていることから、Chromebook Plus の標準的なモデルよりも高価になることが想定されます。
また、Googlebook 第 1 弾のリリースに含まれると予想される「Lenovo Googlebook Duet m (13", 11)」は、「Lenovo Chromebook Plus 14 Gen 10」と同じ Kompanio Ultra 910 を搭載しており、16GB RAM モデルが 999 ドルに値上げされていることからも、少なくとも 999 ドル前後がスタートラインになる可能性が高いと考えられます。
実際に、これまでの販売店リークからは Acer Googlebook 14 (Moonstone、Core Ultra 5 325 / 16GB RAM / 256GB SSD) が、欧州の販売店で 1,150 ユーロ前後の暫定価格で掲載されていました。 Chromebook では、ユーロ表記の数字をそのままドル表記に置き換える例が過去にも見られたため、米国でも 1,150 ドル程度になる可能性があります。
一方、ASUS Googlebook CX9406 (Core Ultra 5 325 / 16GB RAM / 512GB SSD) は、カナダの販売店で1,915.99 カナダドルという価格が確認されています。為替レートを踏まえると、米ドルでは 1,400 ドル程度になりますが、Acer のモデルとはストレージ容量の差が価格に影響していると考えられます。
エントリークラスの Chromebook や標準的な構成の Chromebook Plus よりも高い価格設定ですが、Chromebook Plus の最上位モデルや法人向けのハイエンドモデルの価格帯 (1,200 ~ 1,700 ドル) と近い水準であり、急激な値上がりというわけではありません。
例えば、Amazon.com では Acer Chromebook Plus 714 (14 インチ、WUXGA、120Hz、Core Ultra 7 155U / 16GB RAM / 256GB SSD) などの最上位モデルは、1,000 ~ 1,250 ドル程度で販売されています。
日本での予想価格、20 万円を超える可能性も
日本市場において、Chromebook に限らずスマートフォンや PC は輸入コストや為替の影響で値上がり幅が大きく変動し、Googlebook も例に漏れず変動する可能性があります。
実際、米国で値上げされた Lenovo Chromebook Plus Gen 10 は日本でも値上げされており、販売当初12万円程度だったものが現在は 17 万円を超える価格になっています。もし、Googlebook が 999 ドルのスタートラインだとすれば、少なくとも 17 万円を超える価格設定になる可能性は十分に考えられます。
しかし、これは既存モデルの値上げであることや、Googlebook はさらに新しい世代のチップなどを備えていることを考慮すると、国内での価格はさらに値上がりして 20 万円を超える可能性もあり得ます。
なお、前述の Amazon.com で販売されている Acer のモデルを例に上げると、輸入や関税込みでおよそ 22 万円程度になるため、価格のラインとしたら 17 ~ 22 万円程度と考えておくほうが良さそうです。
Chromebook / Googlebook 価格帯比較表 (予想)
| カテゴリ | 主なスペック・特徴 | 米国価格 | 日本価格 |
|---|---|---|---|
| Chromebook | Intel N / Kompanio 500 シリーズなど ~ 8GB RAM |
$199 〜 $399 | 3 万 〜 6 万円 |
| Chromebook Plus (標準) | Core i / Intel Core シリーズなど ~ 8GB RAM |
$399 〜 $699 | 6 万 〜 12 万円 |
| Chromebook Plus (上位/法人) | Core Ultra 5 / 7 シリーズ Kompanio Ultra 910 ~ 16GB RAM |
$749 〜 $1,250 | 12 万 〜 20 万円 |
| Googlebook (AL Premium ベース) | Core Ultra 5 325 Kompanio Ultra 910 16GB RAM / 256GB SSD |
$999 〜 $1,150 | 17 万 〜 22 万円 |
| Googlebook (AL Premium 上位) | Core Ultra 7 355 Snapdragon X Elite 32GB 〜 64GB RAM 512GB 〜 1TB SSD |
$1,200 〜 $1,700+ | 20 万 〜 26 万円+ |
まとめ
Googlebook 第 1 弾の価格について、Google からはまだ公式な発表がありません。しかし、デバイスの位置づけや、これまでの販売店リーク、同等のチップを搭載する Chromebook Plus の価格帯を踏まえると、米国では 999 ドル前後をスタートラインとしつつ、構成によっては 1,700 ドル程度まで広がるレンジになると予想されます。
ただし、この価格設定は Chromebook Plus の最上位モデルなどでも見られる価格帯であり、性能次第では決して高すぎるというわけではありません。
一方、日本での価格については、為替や輸入コストの影響を受けやすく、単純な為替換算以上に上振れする可能性があります。過去の Lenovo Chromebook Plus Gen 10 の値上がり幅や、Acer Googlebook 14 の米国価格からの試算を踏まえると、17 〜 22 万円程度からスタートすることが考えられます。
いずれにしても現時点でのリーク情報や既存モデルの価格から予想したものであり、実際の製品とは異なる可能性があることに留意してください。
よくある質問 (FAQ)
Googlebook の価格はいくらになりますか?
現時点では Google から価格は発表されていません。ただし、AL Premium という位置づけや、Acer や ASUS の販売店リーク、同等のチップを搭載する Chromebook Plus の価格帯を踏まえると、米国では 999 ドル前後をスタートラインとしつつ、構成によっては 1,700 ドル程度まで広がるレンジになると予想されます。
Googlebook は日本でいくらになりますか?
日本での価格も未発表です。為替や輸入コストの影響で単純な為替換算以上に上振れする傾向があるため、Lenovo Chromebook Plus Gen 10 の値上がり幅や Acer Googlebook 14 の米国価格からの試算を踏まえると、17〜22 万円程度になると予想されます。
なぜ Googlebook は Chromebook より高くなるのですか?
Googlebook は Aluminium OS の価格帯区分の中でも AL Premium という上位カテゴリに位置づけられています。Google の Alexander Kuscher 氏や John Maletis 氏もラップトップ市場の中でよりプレミアムな位置づけであることを述べており、既存の Chromebook や Chromebook Plus の単純な後継機ではなく、その上に新設される高価格帯のカテゴリとして展開されるためです。
Googlebook の価格はいつ発表されますか?
9 月 15 日にニューヨークで Googlebook のイベントが予定されていますが、このイベントはメディア向けのプレビューであり、一般向けの発表ではないとされています。そのため、価格が 9 月 15 日に判明するとは限らず、正式な価格発表はさらに先になる可能性があります。

