Googlebook において、Web サイトのアプリインストール機能と Linux アプリの実行環境に一部の仕様上の制限があることが明らかになりました。
Googlebook の Chrome では、PWA (プログレッシブウェブアプリ) の要件を満たすサイトのみがインストール可能となっており、Linux アプリはランチャーからの直接起動に対応していません。
9to5Google が伝えた Google の声明によると、非 PWA サイトの手動インストール機能は近く追加される予定です。
Web サイトの手動インストール制限と今後の対応
Googlebook の Chrome では、PWA の仕様に準拠した Web サイトのインストールに対応しています。
しかし、Slack や Discord などのように PWA の基準を満たしていない Web サイトについては、ブラウザから独立したウィンドウとして手動インストールすることができません。
Chromebook では非 PWA サイトでもアプリ化する機能が用意されていましたが、Googlebook では現時点でこの手動インストール機能が省略されています。
9to5Google によると、Google はこの制限を認めており、PWA の基準を満たさない Web サイトを手動でインストールする機能を近く Googlebook の Chrome に追加すると回答しています。ただし、具体的な追加時期については明言されていません。
Linux アプリの起動制限と現在の仕様
Googlebook には標準で Debian ベースのターミナルアプリが搭載されており、コマンドラインから開発ツールや各種 Linux アプリを導入して実行できます。
一方で、ターミナルアプリ経由でインストールした Linux アプリは、Googlebook のランチャーにアイコンが追加されません。そのため、他のアプリのように一覧から直接起動することはできず、実行するたびにターミナルを開く必要があります。
さらに、GUI を備えた Linux アプリを起動した場合でも、個別の独立したウィンドウやタスクバー項目は生成されず、ターミナルアプリの 1 つのウィンドウ内に表示されます。
Google は、Googlebook における Linux の GUI アプリの動作自体は可能としながらも、初期のリリースでは重点を置いていないと説明しています。あわせて、ターミナルアプリに関する詳細な情報や改善については、近く改めて共有する方針です。

