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Google、Googlebook 向け Chrome 156 を配信開始。拡張機能クラッシュや全画面操作を改善

2026年10月27日

Google は Googlebook 向け Chrome 156 の配信を開始しました。拡張機能のクラッシュ修正や全画面での Alt + Tab 対応など複数の改善と修正に加え、今後の複数プロファイル対応など開発ロードマップも言及されています。

Google、Googlebook 向け Chrome 156 を配信開始。拡張機能クラッシュや全画面操作を改善
Google Preferred Source

Google は 2026 年 10 月 26 日 (米国時間)、Googlebook 向けに Chrome ブラウザの最新バージョンとなる Chrome 156 (M156) の配信を開始しました。

今回のアップデートは Google Play ストアを通じて順次配信されており、拡張機能利用時のクラッシュ修正や全画面表示時の Alt + Tab ショートカットの改善、Web 版 Google ドキュメントにおける大容量データのコピー対応、アドレスバーの操作性向上など、多岐にわたる修正と機能改善が含まれています。

また、今後の改善予定として、複数プロファイルのサポートやタブグループ同期といった開発ロードマップについても言及されています。

GbookHub では Lenovo Googlebook 15 と Dell XPS Googlebook において、Chrome 156.0.8078.47 への更新を確認できていますが、一部の機能はまだ利用することができませんでした。

拡張機能のクラッシュ修正と安定性の向上

今回のアップデートでは、サードパーティ製拡張機能に関連するクラッシュ問題が複数修正されました。

1Password などサードパーティ自動入力によるクラッシュを修正

Googlebook OS においてサードパーティの自動入力サービス (「設定」>「パスワード、パスキー、アカウント」>「自動入力サービス」) を有効にしている場合、1Password などの拡張機能ポップアップ内の入力欄をクリックしたりマスターパスワードを入力したりすると Chrome がクラッシュする問題が解消されました。

拡張機能アンインストール時にブラウザが強制終了する問題を修正

Teleparty などのようにアンインストール時にアンケートや挨拶ページを開く拡張機能を削除した際、Chrome 全体がクラッシュして開いていたすべてのウィンドウが閉じてしまう問題も修正されました。アップデート後は、これらのページが最前面の新しいタブで正常に開きます。

ウィンドウ間でのタブドラッグ時のクラッシュを修正

このほか、タブをドラッグして新しいウィンドウに分離し、そのアドレスバーをクリックしてテキストカーソルをアクティブにしたまま元のウィンドウへ戻すとブラウザが強制終了する不具合も解消されています。

Web サイトと Web アプリの動作改善

Web アプリや全画面表示時の操作性、各種 Web サービスの互換性に関する改善も行われました。

全画面アプリでの Alt + Tab ウィンドウ切り替えに対応

GeForce NOW などのようにキーボード入力をロックする全画面の Web サイトや Web アプリにおいて、これまでは Alt + Tab によるウィンドウ切り替えが機能せず、Esc キーを長押しして全画面を解除しなければなりませんでした。

今回展開された Chrome 156 では ChromeOS や Windows、macOS と同様に全画面のまま Alt + Tab で自由にウィンドウを切り替えられるようになりました。

サードパーティ製ログインプロンプトの閉じるボタンを修正

Reddit や The New York Times、Canva、Stack Overflow、Pinterest、Booking.com などで表示される「...でログイン」(FedCM / Google One Tap) のプロンプトにおいて、閉じる (X) ボタンを押しても反応しない不具合が修正されました。

Google ドキュメントでの大容量データや表のコピーに対応

Web 版の Google ドキュメントでは、複数ページに及ぶ表や画像、大規模なリッチテキストを選択してコピーしたときに「クリップボードへのコピーに失敗しました」というエラーが発生する問題が解決しました。

シークレットモードの新しいタブでの右クリックに対応

シークレットモードの「新しいタブ」ページにある「詳細」や「サードパーティの Cookie」のリンクを右クリック (または長押し) したときにコンテキストメニューが表示され、リンクのコピーや新しいシークレットタブで開く操作が可能になりました。

Facebook Live のバッファリング停止問題を解消

Facebook Live の配信を再生した直後に、無限にバッファリングが続いて視聴できなくなる動画デコードの不具合が修正されました。

ファイルダウンロードの改善

ダウンロード時の保存先指定や、重複保存時のファイル名に関する修正が行われました。

「名前を付けて保存」ダイアログへの対応

ファイルのダウンロード時に保存先のフォルダ選択やファイル名変更ができる「名前を付けて保存」ダイアログに対応しました。

なお、このダウンロード関連の改善は段階的に適用されているため、まだ展開されていない場合には、以下のフラグをアドレスバーに入力し、メニューから [Enabled] に設定することで利用可能です。

  • chrome://flags#enable-download-save-as-system-file-dialog

Chrome 156 Save as Flag

アドレスバーとキーボード操作の調整

アドレスバー (Omnibox) および AI モードに関連する操作性や表示の調整が行われました。

Alt + Shift + Enter でバックグラウンドタブを開くショートカット

アドレスバーに検索語句や URL を入力して Alt + Shift + Enter を押すと、現在のページを開いたまま、タブストリップの末尾に新しいバックグラウンドタブとして開けるようになりました。これは macOS における Cmd + Return と同様のショートカットです。

複数行テキスト入力時の上下矢印キーによる編集が容易に

アドレスバーや AI モードの検索窓に複数行にわたる長いテキストを入力した際、自動補完候補のドロップダウンが非表示になるよう変更されました。

これにより、上下の矢印キーを押した際に検索候補が選択されることなく、入力中の行間をスムーズにカーソル移動してテキストを編集できます。

ファビコンや Google アイコンの表示不具合を修正

Web ページや検索結果画面からアドレスバーをクリックしたときにファビコンや Google アイコンが正しく表示されないキャッシュの不具合が修正されました。

Esc キーを押して入力候補をクリアした際にも、過去のサイトアイコンが残らず、デフォルトの Google アイコンに戻るよう修正されています。

AI モードメニューのツールチップ表示と UI 調整

AI モードのメニューでは、各項目にマウスカーソルを合わせた際に説明用のツールチップが表示されるようになったほか、開いているタブやファイルを検索に追加するメニューに「検索に追加」ヘッダーが追加されました。

「その他のオプション」ボタンがダークテーマやシークレットモードの配色に対応し、アニメーションがアドレスバーの展開完了を待ってから再生されるよう調整されたほか、矢印キーで履歴候補を選択した際に「何でも質問してください」の入力案内が上書きされないよう変更されています。

今後の開発予定と未解決の問題への対応

Google の Mishaal Rahman 氏により、今後のロードマップと未解決の問題に対する回避策が共有されました。

  • 複数プロファイルのサポート予定: Googlebook OS の Chrome では現在マルチプロファイルに対応していませんが、今後のアップデートで対応が予定されています。

  • タブグループの同期機能: 別ウィンドウや他のデバイスとの間でタブグループを同期する機能についても、近日中の実装に向けて開発が進められています。

  • Google Cast デバイスの検出: ローカルネットワーク上の Google Cast デバイスが Chrome のキャストメニューに自動表示されない問題について修正が進められています。

なお、Cast デバイスの検出については、修正が配信されるまでの回避策として、Googlebook の [設定] > [アプリ] > [Chrome] > [権限] > [付近のデバイス] を開き、ローカルネットワークへのアクセス権を手動で許可することで、キャストデバイスを検出できるようになります。

アップデートの配信状況と確認方法

Google Chrome は 2 週間のリリースサイクルで更新されており、今後も定期的に新機能やコミュニティからのフィードバックを反映した修正が配信される予定です。

Chrome 156 は Google Play ストアを通じて順次配信されており、すぐに適用したい場合は、Googlebook で Google Play ストアアプリを開き、Chrome を検索して [更新] を選択します。

現在のバージョンは、Chrome アプリのアイコンを右クリックして [アプリ情報] を開くか、アドレスバーに chrome://version と入力することで確認できます。バージョン番号が「156.0.8078.47」以上になっていれば、最新バージョンが適用されています。

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